2021.10.07
「自分のあり方」を知れば、自分の理想とする生き方が見つかる。
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2023.06.26
自身のキャリアを考える際に、必ず実施する自己分析。本来であれば自分のことは自分が一番よくわかっているはずだが、実際に向き合ってみると本音がよくわからなくなる。自身のキャリアの方向性について悩んでいる人は多いのではないだろうか。
安定した収入が欲しい、でも、やりたいことも実現したい。
何度も転職を繰り返した中で『キャリアのトレーニング!』と出会った結果、安定した収入かつやりたい仕事に出会えた吉田さん。そんな彼に『キャリアのトレーニング!』を通じて、どのような変化があったのかを実際にお伺いしました。
プロフィール
吉田 大輔
建築金物メーカーに勤務。企画から物流業務や営業業務、お客様の問い合わせ対応に従事。
休日は家族で出かけたり、趣味のゴルフやフットサルを楽しんだりしている。
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ーー今回はよろしくお願いします。それでは早速吉田さんの現在について教えてください
吉田大輔(以下:吉田):
最近は仕事を頑張りつつ、ゴルフにハマっています。社内にはゴルフを楽しんでいる方が多くて。営業職に就いたこともあって、社内の方とコミュニケーションを取るのに適していると考えたことがきっかけで始めました。それが功を奏したのか、少しずつ会社に馴染めるようになって。仕事もゴルフという共通の話題で盛り上がることで、スムーズに業務が進んでいます。
ーーなるほど。共通の話題を作ることで社内のコミュニケーションを円滑にできたということですね。ちなみに吉田さんは何度も転職を繰り返していたとお聞きしているのですが、今の会社に出会うまではどのような働き方をしていたのですか?
吉田:
最初はメーカーに勤めていたんですけど、社内の風土と合わなくて辞めてしまったんです。当時は友達と遊ぶのが楽しい時期で、また仕事を探せばいいぐらいのテンションに思っていました。でも、結婚したばかりだったため、子どもができたときに妻に任せっきりにしたくないと思い、テレアポと空調清掃の仕事を始めました。昼間はテレアポ、夜勤で空調の清掃をして、始発で家に帰って30分ほど仮眠を取ってまた仕事みたいな感じの毎日。仕事を続ける中で、役職がつき始め、辞めるに辞められなくなってきて。心も体も相当つらくて、当時の自分の写真は本当に暗かったですね(笑)。
ーー『キャリアのトレーニング!』との出会いについて教えてください
吉田:
知り合いの知り合いからの紹介です。仕事に嫌気が差していたので、自分を変えようと色々な人脈を求めて、いろんな方にお会いしていました。当時は、これからの時代はITのスキルが必要だと思っていたんです。そこでIT系の会社に勤める総務の方に、「僕ってIT系の企業に向いていますか?」と質問すると、「君は社交的だからIT系のスキルを身につけるのはもったいない」と言われたんです……。もうどうしたらいいんだと悩みに悩んでいたときに、「君に合う人がいるよ」と田中さんを紹介してもらいました。
ーー『キャリアのトレーニング!』を利用する前は、全く違う方向で転職を考えていたんですね
吉田:
そうですね。今まで培ってきたものと違う方向で転職するつもりでした。それが合わないと言われたからお先真っ暗で。田中さんとお話しているうちに坂本龍馬が好きとか、ドライブ好きとか、色々な共通点があることがわかったんです。何度かお話をさせてもらっているうちに、だんだん仲良くなってこの人になら騙されてもいいやと思えてきました。
大好きなフットサルや飲みに誘われても、そこに割ける時間がなく全部断っていたんです。正直、このままだと人生が終わるなと危機感しかありませんでした。次の転職先を探し始めたときに、田中さんが『キャリアのトレーニング!』を実施していると知って、キャリアカウンセリングを受けるのもいいかなと思ったんです。
ーーちなみに『キャリアのトレーニング!』を受講しようと思った決め手はなんだったのですか?
吉田:
とにかく自分を変えたかった。精神的にきつかったから、誰かに応援してほしかった。テレアポの仕事では、ノルマを達成しろと上司に精神的に追い詰められていて、そのほかにも新人の育成もやってたんです。そのほかにもクレーム対応やアルバイト管理から研修も担当していたため、身も心もクタクタになっていて。決め手は全てに疲れていたから親身に相談に乗ってくれた田中さんに応援してほしかったんです。
やっぱり人間なので、どうしても人を選んじゃうじゃないですか。お互いに人を選ぶと思うんですが、最終的にはお互いに信用できたんじゃないかなと。本当にこの人にだったら騙されてもいいと思えたんです。
ーー田中さんに応援してほしかった。二人の間に生まれた絆は相当深かったんですね
吉田:
そうですね。僕の人生にはこの人になら騙されてもいいと思えた出会いが何度かあって、その一人がどん底のときに支えてくれた妻です。自分が怠慢になったときも、仕事を変えたときもずっと支えてくれて、感謝しかありません。そして、田中さんもその一人で、自分の調子が悪くなるたびに、何度も相談に乗ってもらってたんです。一人でできることはほとんどなくて、失敗したときに自分を応援してくれる人がほしかった。20代で田中さんに出会ったことが自分を変えるきっかけになると思って、30代を迎える前に自分の基礎を作るために藁にもすがる思いで、『キャリアのトレーニング!』を受講しました。
ーー実際にどのようなトレーニングを受けられたのですか?
吉田:
3か月ぐらいのコースを僕は2年ほど受講させてもらいました。田中さんとの対話はとても楽しくて、1回に対して4〜5時間ぐらいずっと喋り倒していたんです。対話を通じて自分を見つめ直せましたし、客観的に自分を見てもらえました。転職にお金を投資するのはどうなのかと最初は思っていたのですが、トレーニングを受講しているうちに投資した金額に対して、「あ、これすぐ回収できるな」と思って。あとは僕みたいに悩んでる人が周りにたくさんいたので、その人のためになれるかもしれないと勉強する気持ちで受講していましたね。
ーー「キャリアのトレーニング!」を受講してからの変化について教えてください
吉田:
全ての答えを自分が持っていると、最初からわかっていたんです。それが埃をかぶってる感じがしていて。「キャリアのトレーニング!」を受講しているときに、対話を通じて答えを具現化して、言語化するってことを何度も繰り返しました。そこで実感したのは、自分のことを話すのは思ったよりも難しいってこと。「あ、こんなに自分のことを知らなかったんだ」と気付かされましたね。田中さんとの対話を通して、徐々に埃が取れた感覚があり、自分のことをうまく言語化できるようになった実感があります。
あとは自己PRの文章作成が苦手だったので、具体的な書き方を教わったんです。僕は伝えたいことがたくさんありすぎるからか、どうすればうまく伝わるかがわからなかった。トレーニングでは、「何かのイメージに対してどんな色ですか?」と質問されたり、自分の性格を色で例えたりしました。そこで出た回答を文字にして目で見たときに自分はこんな考えだったのかと本来の自分を取り戻した感覚になったんです。教えていただいた伝わる文章を使って、自身の考えをまとめることができました。
ーーありがとうございます。他に何か変わったことはありますか?
吉田:
そうですね。一番の変化は自分の強みがきちんとわかったことかなと。それまでも強みをわかっていたつもりだったんですけど、それに対してなぜ自分の強みになったのか、それをどう育んできたのかまでを振り返る機会はありませんでした。自分の生い立ちや経験をトレーニングを通じてあらためて知ることで、自分の強みが育まれた背景を理解できて、それに確かな自信を持てるようになったんです。
ーーご自身の強みをが理解できたことで、何か変わったことはありましたか?
吉田:
「キャリアのトレーニング!」を受講するまでは、ずっと収入は二の次でやりたいことを仕事にしていたんです。でも、それが自分に合っている仕事とは限りませんよね。僕の場合は自分の強みを活かせない仕事ばかり選んでいたので、何度も転職を繰り返していました。
転職を考えたときに結婚して家族ができたため、やりたいことを追いかけつつ、自分の強みを活かしつつ収入も上げたいと思ったんです。そこで田中さんに相談したところ、自分の強みを活かしつつ、やりたい仕事ができる企業を紹介してもらいました。
まだ勤務してから5年なのですが、たくさん挑戦させてもらっていますし、きちんと収入も上がったんです。正社員として1年以上続かなかった僕にとっては大きすぎる前進だと思っています。
ーーありがとうございます。自分の強みを理解することの重要性がとても伝わってきました
吉田:
僕みたいに自分のことをわかってるようでわかっていない人は割と多いような気がします。やっぱり自分の物差しだけで見ると、本当の自分はわからない。経験則で言えば、自分を知る行為には第三者目線からの意見が必要です。でも、素人ではダメでキャリアのプロに頼った方がより自分を知ることができて、その後の活かし方もわかると思いますね。
ーー最後に、今後の吉田さんの展望を教えてください
吉田:
社会人になる前からずっと企画に携わってみたいと思っていたものの、なかなか実現しなくて。でも、社内で自分が発案した企画の商品の販売へ向けて頑張っているんです。
社内コンペの話が来たときは、これは自分のやりたいことが叶うきっかけかもしれないと胸が熱くなりました。それから仕事終わりや休みの時間も使って。寝る間を惜しんで企画を考えました。そして、社内のコンペで自分の案が通ったときは、あまりの嬉しさに田中さんに報告しちゃいましたよ(笑)。自分の企画が商品化して世に出る機会をもらえるって当たり前じゃないからこそ、これまで頑張ってきて良かったと自分を褒めてあげたい。
これからも社内のコンペがあれば、自分の企画をどんどん出していきたいと思っていますし、ずっと支えてくれた家族との時間も大切にしていきたいですね。
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